「シティ・オブ・ゴッド」を始めて見た時の衝撃は凄まじいものがあった。
勘違いしていたが今作は続編ではなく、TVシリーズの最終話を映画化しただけ。
よってキャストもまるで違うし、繋がりなど一切なし。
舞台はブラジルのリオのスラム街なのは変わりなし。
そして子供たちが銃を従えているのも一緒。
二人の少年が実質主役だが、片方の父親を探す場面からギャング同士の縄張り争いに巻き込まれる形となる。
終盤に来る街の中の銃撃戦。
このシリーズは子供でも死ぬことがないという常識は通用しない。
その部分が緊張感を生むのだが、やはりゴッドの衝撃を見ているだけに大人しいという印象をどうしても持ってしまう。そこが弱点でもある。