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大列車強盗団のとぽとぽのレビュー・感想・評価

大列車強盗団(1967年製作の映画)
3.5
ALL O.K.

開始間もなく、手に汗握る大迫力のカーチェイスシーン!ピーター・イェーツ監督による見事なアクションシーンや計画パートなど手際がよく無駄がない。仰々しく音楽が流れることもあまりなく淡々とクール/スタイリッシュでスリリングでリアル、そして粋な英国産強盗映画の系譜(そんなものあるのかしりませんが)。絵に描いたような目出し帽で狙うは3連休明けの400万ポンド積んだとされる郵便列車。そんな彼らを追う特捜部ラングドン警部、迫る捜査の手が確実に伸びてくる…。
作品前半、面通しでのビンタには驚いた。だけど作品中盤くらい、銀行家の知識が必要だからと家族まで出して脅す形で半ば強制的に脱獄させておいて「脱獄しておいて何を言う」みたいなクレイジー発言には流石にビックリした。けどその後の「壁を超えた」は文字通りの意味と比喩的な意味にも取れてよかった。手袋をつけろ!ワガママ言って和/輪を乱す輩もいる、計画が思い通りにいかないこともある。モナクへの電話は逆探知される。

勝手に関連作品『ミニミニ大作戦』『現金に体を張れ』『大頭脳』『オーシャンズ11』『バンク・ジョブ』『サムライ』『ユージュアル・サスペクツ』『ブリット』『ザ・ドライバー』『ベイビー・ドライバー』
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