亜ルパチ

脱走大作戦の亜ルパチのレビュー・感想・評価

脱走大作戦(1968年製作の映画)
4.0
超お気楽脱走コメディ
主役はわたしのポール・ニューマン
(ポール・ニューマン分の加点あり)

第二次大戦中、捕まって捕虜になってしまった連合軍の脳なし准将5人を助けるために、あるトンデモ作戦が練られます!

任務が下されたのは、脱走ばかりしてる超問題児の二等兵ポール・ニューマン。作戦の内容は「お前はどうしようもねぇ不良だけど脱走の腕だけはプロだからちょっと敵の収容所に潜って准将たち連れ戻してこいや」というもの。

ちょっと!!この設定だけでもう楽しいんですが!!!

ポール・ニューマンは准将たちの指揮をとるために、(ほんとは二等兵なのに)ニセの将軍に仕立てられて敵の収容所に送り込まれるんだけど、将軍になりきってドヤ顔でキメこんだり、准将たちに偉そうに命令したりと調子のりまくってておもしろかったw

戦争映画なのにめっちゃゆるいし、誰も死なねーし、ツッコミどころも沢山あるけど、始終軽快なマーチが流れてるようなコメディだしそのへんは全然オッケー!(そんな中でのトッカータとフーガニ短調の使い方も秀逸w)

まぁ演出の下手さが目についてもったいないなと思うシーンもいくつかあったのは事実だけど、ストーリー展開はおもしろかったし連合軍もイタリア軍もドイツ軍もみんな母国語でしゃべってたのはポイント高し!!!個人的にはかなり楽しめましたよ!!!

嗚呼、わたしもポール・ニューマンにさらわれたい
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