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オカンの嫁入りのKKのレビュー・感想・評価

オカンの嫁入り(2010年製作の映画)
3.6
自分の命の終わりを感じた時、人の行動は変わる。

自分の大切な人の命の終わりを感じた時も、行動は変わる。

行動が変わったり、それまで言えなかったことか言えるようになるとか、当たり前だけど、その時にならないと出来ないってものすごく危険かもしれない

「明日死んでもいいように生きる」
多分ほとんどの人にとってそんな生き方はできない。だけど、人がいつ死ぬかなんてホントに分からない。

行動を変えることは出来ないけど、人に伝えられることはあると思う。

大切な人に伝えたいことを伝えられないことがおそらく1番後悔することだと思う。

自分が死んだ時には後悔はできないけど、大切な人が死んだ時には、死ぬほど後悔する。

色んな映画、小説、漫画、教訓で言われていることだとは思うけど、

「大切なことは、伝えられるときに伝える」
後悔せずに生きるためにすべき唯一の事だと思う。



大竹しのぶの「ダメな母親」役はホントに凄い。自分勝手で、人の話は聞かないし、すぐおちゃらける。多分実際の母親だったらかなり嫌な部類に入りそうだけど、母親なりに娘のことを愛して想っていることも伝わってくる。


まぁ、1番は宮崎あおいさんが可愛いってこと。
怒った顔もなんであんなに可愛いんだろう。
笑顔が1番最高だけど。
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