平太郎

セブン・デイズ・イン・ハバナの平太郎のレビュー・感想・評価

3.8
キューバの首都ハバナで1週間に起った些細な出来事を切り取ったオムニバス作品。
南国特有のけだるさ、美しい景色、葉巻、ラム酒、キューバ音楽にダンス、そこで生活する人々の鼓動や息づかいまで感じれるような気がした。
ギャスパー・ノエを目当てに鑑賞したが、1番気に入ったエピソードはパブロ・トラペロ監督の「ジャムセッション」。エミール・クストリッツァの真に迫る酔っ払い芸と、彼をアテンドするタクシー運転手が奏でるトランペットの音色は鳥肌モノの素晴らしさだった。
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