鶴八鶴次郎の作品情報・感想・評価

『鶴八鶴次郎』に投稿された感想・評価

『海街diary』との二本立て
※是枝裕和セレクション
男の意地と身勝手はよく描かれるが、その可憐さに合焦するのが成瀬節の真骨頂よなあ。新内ってのを初めて聴いた。二箇所ばかり消された音声が気になる…
せいけ

せいけの感想・評価

4.5

時に軽やかに時に哀切入り混じる成瀬らしい男女芸道物語
素直になれない優柔不断な男の嫉妬と後悔が描かれていく
時代はまるっきり違うけど、ララランドのような男女のすれ違い
些細なことで口喧嘩をするのも面…

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tntn

tntnの感想・評価

-
湖畔での愛の告白の、凄く単純だけど丁寧に作られた立ち位置の演出。
喧嘩する場面は編集が早いのに、じっくりと話すカメラも動く。
山田五十鈴が唯一髪を下ろしてる場面が良い。

芸道物で「残菊物語」と比較されるが、どちらかと言えば「浮草物語」に近い燻銀の趣深い成瀬巳喜男監督作品の傑作。鶴八山田五十鈴とその母を師匠とする鶴次郎長谷川一夫は兄妹同然で育ち芸を精進する仲だが、息の…

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シネマQ

シネマQの感想・評価

4.5

鶴八鶴次郎という人の映画かと思いきや、鶴八と鶴次郎の映画なんだけど、やっぱり鶴八鶴次郎でなければいけない。二人で一つなのだから。
長谷川一夫と山田五十鈴の掛け合いに笑っていると、どんどん哀切を帯びて…

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面白い。二人が結局結ばれないのも成瀬らしい。
nofm

nofmの感想・評価

4.0
要再見
tych

tychの感想・評価

3.8

1938年 成瀬巳喜男監督作品 89分。三味線弾きの鶴八(山田五十鈴)と新内節の鶴次郎(長谷川一夫)はコンビで舞台を勤め、人気を博している。互いに好き合い 芸も認め合ってはいるものの、一寸したことで…

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