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摩天楼の男のseapony3000のレビュー・感想・評価

摩天楼の男(1960年製作の映画)
5.0
山内明の「あの竜崎三四郎が」で木曽のダム工事現場監督に着任してくる二谷。トムボーイなカメラマンのまゆみさんかわゆい。対抗する荒川組の妨害で暴力三昧のなか投入されるユセフトルコが大暴れ。あんなのにチョップされたら一発で死んじゃうよ…。崖から放り投げられる丹波よく助かった。仕事怠慢の木浦さんが二谷のおかげで真面目に働き出し、飯場のお母さんの坊やにも懐かれる。エエ話…。放火で全焼する宿舎のシーンすんごい燃えてて興奮するしバケツの水被って木浦さんと坊やをまとめつ助ける二谷に惚れる。つか白木マリさんや吉行和子も二谷にベタ惚れ。だって二谷は摩天楼の男。ユセフさんとの対マンに駆けつける作業員たちはトラック5台にしめじみたいに乗り込むこと100人は下らない。ダムに携わる男たちに向ける二谷の言葉がまた熱い。二谷サイコー。撮影は山崎善弘、脚本は星川清司と熊井啓。

書き忘れ。少年のふりしたまゆみさんに自分の下着の洗濯やらせてたのに、川浴びしてるとこ目撃して女と発覚してから洗濯させるの拒む二谷も最高です!
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