こかだじぇい

仮面/ペルソナのこかだじぇいのレビュー・感想・評価

仮面/ペルソナ(1967年製作の映画)
3.3
67年のベルイマン監督作品。失語症になった舞台女優と、彼女の面倒を看る女性看護師。ほぼふたりしか登場しない、どこまで幻覚でどこまで現実か、わからない内面劇。看護婦役のビビ・アンデショーンの体あたり的な演技が、当時、絶賛されたとのこと。

この映画に影響をうけた映画が多数あるはず。おかげで、古典的すぎるオリジナルのこの作品は、現在では陳腐になっている。
途中、強引に入る大音量の音声も失笑もの。
映画史的な価値はあるのだろうが、現在の視点で見ると厳しい映画。
こかだじぇい

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