市川崑3本目。
獅子文六の原作は数年前に読んでいて大まかな内容を覚えていた。
全体的な雰囲気はイメージ通りだったけど、原作を読んだ際にぼんやりと頭に浮かんでいたイメージは色付きだったので白黒の画面に…
「青春怪談」というタイトルだが、「怪談」どころかシニカルなラブ・コメディー。
獅子文六原作らしい、時代の風刺が効いた面白さ。
登場人物の大袈裟でもある象徴的なキャラクターがいい。
そして、そのキャス…
怪しい談話と書いて怪談。
さっぱりどこが怪談かわからないうちに、何だか妙な話に。
お姉様は本当に女なのか⁉️
と言う斜め上の疑惑。怪しい。
松竹初登場の「シンデ」(何ちゅう名前)演じる芦川いづみ…
原作が好きだったのでどうなるものかなと。軽快に物語が転がっていって楽しい。小気味良く進みつつも人物の表情はちゃんと捉えていて、相手のことが気になっている人々の微妙な心持ちが感じられる。冒頭の喫茶店で…
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