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敬愛なるベートーヴェンのRIOのレビュー・感想・評価

敬愛なるベートーヴェン(2006年製作の映画)
3.3
どのような困難があろうと
自分の内なるものに降りてくるものをある形にできる

情熱がガシガシッとしていて繊細さが欲しかった
エド・ハリスが体育会系みたいに見えてしまう
猛り狂うような情熱と溢れてしまう音楽性の肉体的表現は「不滅のベートーヴェン」が偉大過ぎた
情熱を表現することは難しいんですね

アンナという写譜師は架空の存在だそうです
その2人のやり取りを通して分解・分析されるベートーヴェンの精神性とか作曲についてがやや直接的な捉え方をしている気がしました
語られ過ぎて余白が無くなってしまっているようです
数少ない音楽家の映画なのであまりマイナー発言はしたくないのですが

アンナとベートーヴェンの関係はとても共感しました
アンナのドレスがとても可愛い
赤が差し色になってる

音符と音符の間の音を聴く
ベートーヴェンの音と共に湧き出てくる言葉
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