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敬愛なるベートーヴェンのazkyonのレビュー・感想・評価

敬愛なるベートーヴェン(2006年製作の映画)
3.5
これテレビで宣伝されるのを見て、エド・ハリスのベートーヴェンにちょっと興味があったのに思ったより話題にならなかったのはどうしてだろうと思っていた。

音楽に魂や神の存在を語るベートーヴェン(エド・ハリス)の”第九”初演での指揮に魂どころか緊張感さえもほとんど感じない。
それは”第九”が素晴らしい音楽だからなのか、コピストのアンナ・ホルツ役のダイアン・クルーガーの方が断然魅力的だったからなのか、エド・ハリスに期待しすぎたからなのか。

ベートーヴェンより創られたアンナ・ホルツの物語という感じだ。
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