神坂一のライトノベルが原作の大人気シリーズ「スレイヤーズ」の劇場版第2作。
劇場版は短編集「スレイヤーズ すぺしゃる」に準拠した作りですが、前作よりも遥かに「すぺしゃる」っぽい作りですね。
ポンコツな敵、しょうもない展開、骨折り損のくたびれ儲け具合がなんとも笑いを誘います。
良く観てみると本作の脚本は原作者の神坂一自身なんですね。
だからこそ、キャラやテイストを完全に保ったままの作りで、なかなか抱腹絶倒できます(笑)。
一見さんでも十分に楽しめる作りなので、「スレイヤーズ」の世界をちょろっと観てみたい人には、本作が1番オススメかも。