来世はおしるこ

ロゴパグの来世はおしるこのレビュー・感想・評価

ロゴパグ(1963年製作の映画)
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ロッセリーニ 純情
タイトルで大義名分とってるようでシンプルに気持ち悪い
子宮埋め込んでやりたい

ゴダール 新世界
ぱくってする影の次に主人公とすれ違う人がぱくってした時、うわって声出たし、
CINEがPISCINEってなったのもうわって声出た。
こういう実世界との間違い探し(ただ視点が変わって同じものが特異に見えるだけ)感がめちゃくちゃ人の心をくすぐる。
「前は愛していたのよ」と何度も手を回す彼女への違和感は特に強い。
変わってしまったのにその後展開がなくて、点と点が繋がって線にならなきゃいけないのに世界の進み方がばぐって同じ点がずっと続く、みたいな世界、まさに新世界。
と思ったらラジオが無機質に「良いニュースです。何も変化ありません。」なんて言うから一層ぞわぞわする。
なんでもいいから事態の展開を望む、それが自由な世界というものだって主張で終わり、うっわあってなる(語彙)。

パゾリーニ ラ リコッタ
売れた少女漫画はすぐ実写映画化するのに、世界的大ベストセラーの聖書を実写化(メタ)すると監督が逮捕される。
構図やらはロッソを引いてるらしいんだけど、私的には色が2年生の時にやったポントルモまんまで元祖えぐってなった。
監督が黒縁メガネかけて屋外で撮影して演者が踊ってると、しかも劇中早送りなんてあると、というか実際台詞中に出てきちゃってるけどフェリーニの系譜が濃すぎる。

グレゴッティ にわとり
身も蓋もなくて耳がキンキンした
来世はおしるこ

来世はおしるこ