Yuhi

ロゴパグのYuhiのレビュー・感想・評価

ロゴパグ(1963年製作の映画)
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ロッセリーニ、ゴダール、パゾリーニ、ウーゴ・グレゴッティといういかれたメンツ。

ロッセリーニ『潔白』
ある美女に対するモノマニア、エディプスコンプレックス。ベトナム編のセットが雑すぎて笑える。

ゴダール『新世界』
建築物の不変性と人間の不安定性。変わらないパリを台詞と動作だけでSFに見せてしまう。『アルファヴィル』につながってくる。

パゾリーニ『意志薄弱な男』
オーソン・ウェルズの演技が素晴らしい。すぐパゾリーニってわかるな。

ウーゴ・グレゴッティ『ニワトリ』
プチブルの消費欲の暴走。平均的消費者の物欲に支配された末の悲喜劇と上流消費者との格差。ラストはクルーゾー『恐怖の報酬』。
四作の中で一番頭狂ってた感じする。
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