世界の終わりについてのオムニバス映画Ro.Go.Pa.G
ロボットみたいな声をした非人間が作り出す世界
核兵器が人類を破滅に導く
1963年作 4作品
2#と3#だけが面白かった
2#「新世界」ジャン=リュック・ゴダール
パリ上空120km 原子力爆弾のキノコ雲
恋人がおかしくなった全然話が通じない
現代人がおかしくなったから爆弾が出来たのか
核の影響でおかしくなったのかは分からない
それでもメディアは影響はないと伝える
3#「ラ・リコッタ」ピエル・パウロ・パゾリーニ
監督のオーソン・ウェルズが「マンマ・ローマ」の脚本を読んでいる
絵画のようなキリストの最後の晩餐と磔刑 音楽を間違えるのが監督のダメ出しも含めてかなり面白い
キリストが磔になる刑を見物しに来る権力者と金持ちたちを前に貧しくても人に譲る心を持つ者が大泥棒の罪でハリツケされる*役にあてられる男
「彼が死んだことによって我々は彼が生きているということを思い出した」
乞食のようでも心を持つ男は最後の晩餐だと次々に人々から食べ物を投げつけられ過食で磔の姿のまま死んだ
本当に生きていた者は誰なのか