原題 War of the worlds
世界戦争では?
スパイだの天才パイロットだの特別な職についているイメージが強いトム・クルーズにしては珍しく、クレーンのオペレーター役という縁の下の力持ち的な男を演じている。
この映画のトムは離婚後1人で暮らすうだつの上がらないダメ親父。
親権を取られ、元妻が実家に帰る間一時的に子供達を預かる事になったが、どうも仲良くやっていけない。
世界各地で発生する異常気象
同じ場所に何度も落ちる雷
そして突如として現れ、当たった物を灰燼にするレーザーで人の命を次々と奪っていく機械、トライポッド。
※教会が真っ先に崩壊するシーンは観る人が観たら一生消えないトラウマになる事間違いなし。
SFパニック映画に求められる物がこれでもかと詰まった名作だ。
川を流れていく大量の死体
燃えながら走り抜ける列車
血液で成長し周囲を覆い尽くす謎の植物
絶望に次ぐ絶望の先に待っている結末とは…
劇中であのトライポッドを大阪が何体か撃破したという衝撃の事実が伝えられる場面があるが、スピルバーグ曰く「日本人はロボとかに詳しいから」だそうだ。
そういう次元の話ではない気が…笑