Othello

失われた週末のOthelloのネタバレレビュー・内容・結末

失われた週末(1945年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

 名匠ビリー・ワイルダー監督によるこの作品は、アルコール依存症の恐ろしさを、売れない小説家を通じて描いている。
 酒を隠す、酒が近くにあれば安心するという点だけでも十分依存していることが伝わるが、酒を飲む喜びを、まるで自らを正当化するかのように生き生きと語る彼の表情から、これは簡単に解決しないなと感じた。
 前半と後半において彼に対する見方が次第に変わったが、そこが依存症の恐ろしい部分であり、それに対する理解者がそばにいることが最も重要なのかもしれない。
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