雨宮はな

シカゴの雨宮はなのレビュー・感想・評価

シカゴ(2002年製作の映画)
3.0
ずっとゾクゾクしっ放し!
ダンス、カット、表情のどれもが最高!

自分の都合で人を殺しておいて「あいつが悪いのよ」と悪びれず、最終的には「なんでもあり!」と笑顔で歌いきる彼女たちは最高にホットで最強にキュートだ。

鑑賞作品数が増えて、ミスター・セロファン役の俳優さんに「え、貴方だったの?!」となった。

相変わらずレニー・ゼルウィガーの演技は苦手だけど、ロキシーにハマってるし、腹話術人形のダンスは彼女でないとできなかったと思う。
ただ、リアリティで言うとキャサリン・ゼタ・ジョーンズの肉付きの方がそれっぽい。
レニー・ゼルウィガーは真面目すぎて完璧にやろうとするがあまり、アスリートの身体になってしまっていて「おバカちゃんで歌手になりたいけどとりあえず結婚したロキシー」の背中では無かった。背中も脚もきれいなんだけどロキシーではない。

2022.01.10.再鑑賞
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
過去に宝塚版を観る前に内容を把握しておこうと鑑賞

事件の時系列や関係者の入れ替わりがわかりづらく、序盤はあまり楽しめなかった覚えがある。監獄に入って以降、というか監獄での出来事がいちばん楽しかった。

レニー・ゼルウィガーの身体能力の高さは非の打ち所がないが、ロキシーという役にはあっていなかったように思う。ロキシーの演技もマリリン・モンローをネガティヴになぞっているように見えて好めなかった。

久しく観ていないので、改めて観返すのも良いかもしれない。
雨宮はな

雨宮はな