片腕ファルコン

夜の上海の片腕ファルコンのレビュー・感想・評価

夜の上海(2007年製作の映画)
2.7
モッくんこと本木雅弘と少林サッカーでツルッツル頭で元気を与えてくれたヴィッキー・チャオの上海でのワンナイト・ラブ。あ、エッチな話では決してございません!! ほのぼのラブコメディ?

音楽祭で上海を訪れたトップヘアメイクアーティスト・モッくんが迷子になり街を彷徨っているとヴィッキー・チャオが運転するタクシーに突然引かれてしまう!シブがき隊で鍛えた肉体で無傷で済んだもの、2人は言葉が全く通じずとりあえずモッくんを乗せてタクシーは夜の街を走り出す。そんなストーリー。

この1アイディアだけ110分はなかなかのしんどさ。2人のラブストーリーの他に一緒に来てた西田尚美と塚本高史、竹中直人と婦人警官…などそれぞれの物語も並行し群像劇っぽくはなってます。

ただし、竹中直人は完全にギャグモード。分かりますよね、竹中直人が一人ギャグ路線に走ってる時って。面白いんだけど、アレやられてると完全に映画がブレちゃうのよねぇ。。

中国人側もヴィッキー・チャオの他に『ピンポン』の留学生役のサム・リーなど日本に馴染みのある人が器用されてるのでそういう面では見やすい映画です!

にしても言葉の通じない異国の地で1人になると不安になりますよねぇ…僕も台湾に1日半一人になるという予期せぬハプニングが起こったのでモッくんの気持ちがよーく分かります。。台湾美女には遭遇しませんでしたけどね!!