とても面白かった。
最初の方でボンドが撃たれるシーン、女の人がやっちまった…みたいな顔してて、今作はコメディなのか? なんて思いましたけども。
その後橋から落ちるところ含めて劇中、落ちたところから再び上へと昇っていくシーンが何度かあり、今作はボンドライジング的な立ち位置なんだなと。
一方、再起と共に新世代も台頭してきて、いよいよ世代交代も近づいて来る中での敵がロートルたちの負の遺産、というところで。
その敵を演じたハビエルバルデムがすごく良いキャラクターで、嫌なことだけじゃなくて良いこともあったからこそ過去を捨て切れねえ! みたいな。それを断ち切るにはああするしかねえんだろうな、って思わせる最後の泣きの演技が本当に良かった。
ただ、最後まで違和感あって馴染めなかったんですが、金髪である必要あんのかな…とかはちょっと思ったり。多分人種とかそういう設定があるんでしょうけれども。
これから先、何度か見返したいなぁと思いましたわね。