オープニングからすでに爆速する追跡劇が始まってました。異国情緒ムンムンな古都イスタンブール。席についてすぐに007の世界に引き摺り込まれる感じが素敵です。何度か観ているけどシリーズで一番好きかも。
ダニエル・クレイグ版の3作目(全5作)。今回は前2作と比較してよりチームプレイ感があって、M、Q、イブなどMI6本部メンバーたちの活躍がよりエンタメ感を高めています。
「楽しい時間を過ごしたな」という感想しか残っていません……。残る2作はこれを超えていたかしら?
それ以外に思ったことをつらつらと。↓
☆ 今までになく怖い悪役。怖い理由の7割がハビエル・バルデムによる演技で、残りは入れ歯のせい。
☆ ピアス・ブロスナン版から変わらないM役のジュディ・ディンチ。007とはもはや親子のよう。
☆ 新任の上司マロリーがなにかとMと007に突っかかってくる。大丈夫か?
☆ マネーペニーの登場にうれしい驚き。
☆ ペン型爆弾は時代遅れと言って退ける新任のQが新しい時代を感じさせてくれる。
☆ 万を辞して登場するボンドカーが007の世界観を深めてくれる……。
☆ ラストに敵を誘い込むロケーションの荒々しい雰囲気が野生味のある新生ボンドとマッチして素敵。