ダニエル・クレイグ3作目。
前2作で着々と成長を重ねていったボンド。
オープニングはお腹いっぱいになりそうなくらいのチェイスシーンから始まり、アドレナリンが自分の内側から湧き出てくるのが分かる。そして地獄へ堕ちるかの如く、ボンドは水中に引き込まれる。ここでAdelのオープニングへ。
あまりにも完璧に洗練された流れで
ため息が出てしまいそう 笑
この作品は、イケメンQも、Mおばさんも、ボンドガールも、悪役にも全てにスポットがしっかり当てられストーリーに厚みが出ている。2時間オーバーの上映時間があっという間に終わってしまう。ダニエル・クレイグ作品で間違いなくトップだと思う。
「たしかに多くが奪われたが
残されたものも多い」
テニスンの詩/ユリシーズ より
