ゆずきよ

サウンド・オブ・サイレンスのゆずきよのレビュー・感想・評価

3.5
特にこれと言った理由も無くふらっと鑑賞。
主演はマイケル・ダグラス。
出演作はあまり観ていなく、どちらかと言えばキャサリン・ゼタ・ジョーンズの夫という印象が私の中では強いかな。

物語は、ある銀行強盗から10年後に精神科医のマイケル・ダグラスが、知り合いから少女の診察を依頼される。
その翌日に娘が誘拐され事件に巻き込まれていくというサスペンス。
前半は少し説明不足な所もあるかなと思ったが30分頃から急に面白い。
誘拐や脅迫が緻密に練られている様で穴も有りリアル。
視点としては主人公、犯人サイド、主人公の妻、殺人科の女刑事といった感じで切り替わりが多い。
謎が深いというよりは落とし所が難しくて観ていて飽きないです。
常に緊迫感があり先の読めない展開でのめり込んでしまいました。
ラストに関しては主犯の男のラストシーンの演出がめちゃくちゃ好きだった。
因果応報ってやつですね。

他の方のコメントにあって調べたら、凄い良い演技するなぁって思ったブリタニー・マーフィはもう亡くなっているらしい。
その夫も若くして死去。
子役で出ていたスカイ・マッコール・バートシアクも若くして亡くなったとか。
若くしての病気って何が原因かとかどうすれば回避出来たのかとかそんな野暮な事は考え出すとキリが無いし、ただただ残念で切なくなる。
そう思うとこうして映画を観ながら生活出来る事って物凄く幸せな事なのかも知れません。
ゆずきよ

ゆずきよ