大木茂

グランド・ホテルの大木茂のレビュー・感想・評価

グランド・ホテル(1932年製作の映画)
3.2
紳士泥棒と恋に落ちる落ち目のバレリーナ
モテモテ筆記係
正直者で通してきた崖っぷち社長
余命間もない散財中年クリンゲライン
戦争で顔半分が火傷を負ってる博士
妻が出産間近のホテルマン

人物把握するだけで頭が痛くなるぞ

悪い奴が最後に正直になったら全て失うってのと
失うものがなくなった者の生き様が対照的で切なくなるな

恋をしただけで這い上がるグレタガルボ
恋沙汰になると生きづらくなるジョンクロフォードの対比も良く出来てる



グランドホテル
いつも同じだ
人々が訪れては去る
何事もなかったように…
大木茂

大木茂