TaiRa

涙の船唄のTaiRaのレビュー・感想・評価

涙の船唄(1920年製作の映画)
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母子と出会う場面の暗闇と雷光の演出がバリかっこよい。直後の灯り点けるとこもラ・トゥールの絵みたいだった。孤独オタク爺と孤児と浮浪者の男三世代疑似家族が完成するくだりが微笑ましい。爺さん婆さんの純愛と寂しい涙で着地するラストの美しさよ。あの婆さんは世界初のツンデレヒロインかもしれない。サイレント映画は肺炎ですぐ人が死ぬ。
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