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アララトの聖母のおぎゃあのレビュー・感想・評価

アララトの聖母(2002年製作の映画)
3.0
アルメニア系カナダ人アトム・エゴヤン監督作。
1900年代初頭に起きたアルメニア人虐殺がテーマにある映画。
映画内でも明記されていたが、この虐殺の事実をトルコ政府は認めていない。
なので、このジェノサイドを扱った映画は少ないはず。
そこがドイツのホロコーストとは違い、映画化が政治的に難しいところですね。
今作では、虐殺を劇中劇という形で表現しておりました。
映画内に登場する映画監督役の俳優さんは、エゴヤン監督の分身なのでしょう(国際的な大監督という設定には笑ってしまいましたが)
カナダ・トロント空港の税関の職員役にクリストファー・プラマーさんが出演しておりました。
アトム・エゴヤン監督の新作、クリストファー・プラマー主演の「Remember」は設定がかなり面白そうなので観たいのですが、日本公開はあるのかな。
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