フェイシズに投稿された感想・評価(★4.1 - 5.0)- 3ページ目

「フェイシズ」に投稿された感想・評価

躁鬱の一夜と、翌朝の不可逆な行ったり来たり。生々しさがたまらない。


まずこれが1968年作※ということが驚き。
(前作「アメリカの影」がさらに約10年前ということにも驚くけれど)

※ 2001…

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一気にギア全開。自宅を抵当に入れただけのことはある。演技の即興性はそのままだが、クローズアップが輝く演出と人間の最も不確実な部分にスポットを当てた脚本が本領発揮。クローズアップすればするほど分からな…

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neroli

neroliの感想・評価

4.2

■インディペント映画の父、ジョン・カサヴェテス監督〜✨■
 
 
インディペント映画の代表作となった、ジョン・カサヴェテス監督作品『フェイシズ』〜🎬
 
本作は、登場人物の顔のクローズアップを多用し…

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71s

71sの感想・評価

5.0

フェイスのみならず、雑多な仕種、肉体は自然状態のもとで全て可能性が尽きる。まるで人類のアクション宇宙。
しかし、こんなに夥しい腹を割れるような動作を見て、こんなに凄まじいエネルギーを感じて、人類は観…

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傷だらけの天使 ならぬ 傷だらけの人間たち in USA 1968。
夫婦、配偶者と愛人、友人、旧世代と新世代、老いと若さ、重さと軽さ、ロボットとダンス、絶望と希望、生へのエネルギー、愛、孤独、顔ど…

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すGO

すGOの感想・評価

4.1

最初一体何を見せられているのかと思うのも、アップ多用の画面も、多弁だけど説明性に欠けた台詞も、いつものカサヴェテスだったが、登場人物みんなが何かを探しながら見つからない、愛や、家族や、人生を探しあぐ…

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I

Iの感想・評価

5.0

俳優の感情を顔のドアップで感じる。現実的な話。細かい感情を表情から感じとるというだけのことだけどなぜこんなに面白いんだろう。現実世界で行なっていることに近い。『ハズバンズ』を初めて観た時に衝撃を受け…

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似太郎

似太郎の感想・評価

4.6

私が初めて観たジョン・カサヴェテス作品で、最初観た時と今観た時とでだいぶ評価に差がある。初見時はかなりの衝撃を受けたのだが、画面の見易さでは『こわれゆく女』や『ハズバンズ』の方が上だと思う。今観ると…

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chanmoreau

chanmoreauの感想・評価

4.7

実に30年振りの劇場再見🥺
初見時は今は亡きシネヴィヴァン六本木
製作時1968年からは55年が経過している
だが本作の強度は全く衰えていない
それは「似た映画がまるで無い」点に尽きる

内容といえ…

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andard

andardの感想・評価

4.1

夫婦倦怠期もの。

楽しい気分にはならないけど、すごいものを見たと思える。

久しぶりに見て、内容は全然覚えてなかったけど、定期的に頭の中で「金髪のジェニー」が流れていたから、ああこれか、となった。…

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