ジョン・カサヴェテス監督作の初鑑賞。
関係の破綻した中流アメリカ人夫婦の36時間を描いたドラマ。
撮影の舞台となっているのは、抵当に入れたカサヴェテス監督自身の自宅なのだそう。演出も現場での即興…
構造(やりたいこと)と撮影は良いとは思うがほぼ会話でこの尺は正直しんどい。
それぞれが出会った場所で会話を重ね続けるのを顔面の接写多めで見せることはその人たちに生まれる心の変化を丁寧に見せることだし…
ひたすら顔のクローズアップをカサヴェテスタッチで撮り続けて、めちゃくちゃ凄くて革新的な映画なのは分かるけど、あまりにも冗長すぎて結構しんどかった。これくらいの中身だったら90分くらいに纏めるべき。『…
>>続きを読むチェットが屋根から逃げるシーン素早すぎて笑った。終始面白いんだか面白くないんだから分からないジョークでゲラゲラ笑ってて怖い。顔のクロースアップ、過度な接写、揺れ動くカメラで感情が掻き乱される。これも…
>>続きを読む見始めてすぐ、うわコレ系かあと身構えてしまった。
顔面ドアップの競争劇、早々に疲れた。
カサヴェテスが『アメリカの影』を1959年に撮ったことは驚嘆するが、1968年でこれは特別新しいとも思わない…
(C)1968 JOHN CASSAVETES