雨宮はな

スウィート・ノベンバーの雨宮はなのレビュー・感想・評価

スウィート・ノベンバー(2001年製作の映画)
1.0
美人は無責任でも“思い出”になる。
どんな背景があろうと、サラが他人の都合を無視する傲慢頑固自分勝手人間であることは変わらない。

他人にあれこれ断捨離させておいて、自分はできるだけ居心地いいものに囲まれて立ち去るってずいぶん都合のいいことで。
サラを全く好きになれないし、どこも何も魅力的に感じない。
シャーリーズ・セロンは美人だけど、それはサラの魅力ではない。

物欲なんかと無縁という設定にしたかったのかもしれないけど、家や持ち物がそぐわない。
月の男の歴もほぼなく、せっかくの「11月」が非常に要素として薄かった。

「見られたくなかった!ほっといてほしかったのに!」
じゃあ自分から関係を持つなよ、と。
暇つぶしかなんか知らないけど、自分から関係を持ちかけておいてあまりにも勝手で無責任な言い草だと思った。
雨宮はな

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