たた

スウィート・ノベンバーのたたのレビュー・感想・評価

スウィート・ノベンバー(2001年製作の映画)
3.4
エンヤの歌がすごくきれいで、何かのCMで使われてますけど、TVで流れてくるたびにこの映画を思い出します。

サラのキャラがむちゃくちゃで目的も見えてこないので、まったくお話に入り込んでいけません。
彼女が抱えている秘密を観客にも隠す必要性は感じなかったし、最初からサラ視点の物語であった方が、感情移入もしやすかったんじゃないかなあと思います。

仕事人間や企業戦士を否定しきった価値観の押し付けも少々鼻につくし、ネルソンに裏切られたビンスがかわいそうでもあります。

と、良くない印象の感想が先に出て来てしまうんですが、ラストシーンは美しかった。
目隠しして彼女のもとにたどり着くゲームを最後にもう一度させるのずるい。切ない。
たた

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