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スウィート・ノベンバーのがんびーののレビュー・感想・評価

スウィート・ノベンバー(2001年製作の映画)
3.4
こんなんぜってえありえねえだろ…と思いながらも最後はウルッときてしまった。ありえない設定なのになぜか引き込まれていく…、映画の不思議な魅力だよね。

まあでもやっぱ、この類のストーリーは美談美女であることが第一条件になるよね。キアヌ・リーヴスとセロン様を拝めたので何も文句はないんですけど、現実的に考えて、このレベルのイケメンたちが車の免許更新試験でばったり会うなんてあり得ないわけですよね。はい。後、特に前半のストーリーが突っ込みどころ満載だったので、もうちょっと入念に脚本を書いた方が良かったのではと思いました。物語の終盤で、みんながあっというような秘密が隠されているのであれば、もう少し丁寧にその土台となる前半部分を固めるべき。それがちゃんとできてないとあんまり泣けないしね。

まあとりあえず、セロン様が美しかったです。

やり手広告マンのネルソンはある日、運転免許の更新試験場で出会った女性・サラから、11月の1カ月だけ恋人にならないかと提案される。一度は断ったものの、仕事でしくじって会社を首になり、恋人にもフラれたことから、彼女の提案に乗ることにするが…。前半では風変わりな女性サラと仕事人間ネルソンが出会い、恋に発展する様子がユーモアたっぷりに描かれる。後半では一転、彼女の秘密が明らかになり、切なさを高めてゆく。
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