愛くるしいトトと映画館でフィルム交換の仕事をするアルフレードとの関係性がすごく羨ましかった。
大人と子供の壁を超えた2人の仲に胸がギューっとなる。
貧しい人々にとって映画館がどんなに救いの場だったのか。
心を和ませ弾ませ振るい立たせるもの、それが映画なんだ!
映画好きの人なら誰もが自分と思いを重ねたのではないでしょうか。
エンニオ・モリコーネの映画に溶け込む音楽に浸りながら涙が止まらない。でも泣ける映画だけには決しておさまらない傑作ということを声を大にして言いたいです!
1988年のイタリア映画でわりと古めの作品ですが、物語に自然と引き込まれますので、なかなか手を出せない方も気楽に観られるはずです🍀