りさこ

ニュー・シネマ・パラダイスのりさこのレビュー・感想・評価

3.8
キネマの神様を読んでこの作品が出てきたので鑑賞
ノスタルジーを感じる話でした
Yahoo知恵袋によると50歳くらいになると良さがさらにわかるらしい

30年も故郷に帰っていなかったサルヴァトーレ
ある日お母さんからアルフレードが亡くなったことを知らせる電話が入ります
そこから幼少期の思い出を辿っていきます

トト(サルヴァトーレの幼少期の呼び名)は映画が好きで村唯一の映画館の映写室によく入り込んでいました
アルフレードは村で唯一の映写技師です(当時のフィルムは燃えやすく扱いが難しいものでした)
最初、アルフレードはトトを邪魔者扱いしていましたが次第に仲良くなっていきます

そんな友情、ときどき恋のお話です

映画館では、観客は映画と一体になって声を出し、笑い、泣き、夢中になり、映画館最盛期への懐かしさも感じます

アルフレードがトトの才能を見出し、外へ行くよう勧めるところが好きです
グッド・ウィル・ハンティングのときも感じたけど、友達が遠くに行ってしまうことになっても、友達の才能を開花させようと思うのは切ないです
りさこ

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