このレビューはネタバレを含みます
いつか観ようと思っていた映画をようやく鑑賞。間違いなく不朽の名作。
トトに帰ってくるなと念を押してただ成功を願い続けたアルフレードと、何も聞かずにトトを信じて送り出したお母さんの愛情どちらも素晴らしい。
ラストのフィルム映画はトトが持ち帰った切り取られたキスシーン集で、廃棄するフィルムをトトに全部あげるから保管は自分がすると言ったアルフレードの言葉が真実になった瞬間で、とても素敵な終わり方だった。
話はずれるけどもラストフィルムショーを先に観ていたので、思った以上に冒頭が似通っていて本作のパクリと言われてしまうのも納得だったが、昔の映画好きの人は誰しも通ってきた道なのでは。