かばちゃん

ニュー・シネマ・パラダイスのかばちゃんのネタバレレビュー・内容・結末

3.3

このレビューはネタバレを含みます

かわいくて憎たらしい子供から、青年へと成長していく姿。私には友情というよりアルフレードが微笑ましく見守っていくストーリーに感じた。
30年も会ってなくても、人生に多大な影響を与えた友人の訃報はショックだよね。アルフレードの助言で街を出たトトがまさか映画監督になっていたとは!それがこのストーリーの中で一番喜ばしいことだった。
たった2年いないだけでも街は変わるし、人も変わっていくんだねぇ。それでも30年経っても馴染みの人たちがいて良かった。みんなの思い出のパラダイス座が壊されるのは寂しいね。
アルフレードの遺品のフィルム、捨てたと思われていたキスシーンを繋ぎ合わせたものだった。どんな気持ちでこれを残していたのか私にはわからないが、トトにとっては映像そのものよりもアルフレードとの思い出が蘇ったんだろうね。

完全版の方も評判良さそうなので見てみたい。
かばちゃん

かばちゃん