このレビューはネタバレを含みます
時は流れ、人はそれぞれの人生を歩んでいく。映画とまではいかないけど、各々生きた時代がありストーリーがあるんだなと思った。
PARADISOの解体工事のシーンで、皆が当時に思いを馳せながら今を生きている中で、”俺の広場だ！”と豪語しているおっさんだけ当時と変わらずなのが象徴的だったと個人的に思う。
アルフレッドは何を伝えたかったんだろう。
正解はないと思うし色んな解釈があると思うけど、広場のおっさんを見てフッと笑うトトの姿と、アルフレッドがトトに残したネガを見て感じた想いは重なったんじゃないかな…
すごい名作と聞いて見始めた序盤は、正直純粋に映画を好きでいる若きトトが可愛い！としか思わなかったけど、中盤〜終盤にかけての追い込みがすごい。
1シーンずつスクショして残しておきたいくらいグッとくる。
さすが名作…映画ってすごい。
ママの当時を振り返るシーンも、かなりグッときました。愛だね…
また歳をとってから見返したいな。たぶんこの映画は歳や経験を重ねるほど刺さるんじゃないかな。
