としき

ニュー・シネマ・パラダイスのとしきのレビュー・感想・評価

4.5
何度目かの鑑賞ですがやっぱり持っていかれました。自分が見たのは完全オリジナル版ですが、幼年期→青年期→壮年期という構成がストーリーにぴったりあってます。ラストシーンでは、サルバトーレ・ディ・ヴィータがすっかりトトの顔になってました。これ、彼の演技どうこうではなく、視聴者の内から湧き出る見方なんだと思います。それにしたってキスシーンだけであんな泣かせる映画ってほかにあります??音楽もえぐいくらい泣かせにかかってます。語りたいことが多すぎて上手くかけませんね。ただ苦言を呈するとするならヒロインとの再会のくだり。あれのせいで尺も伸びたし、散漫になってる。撮り方は素晴らしいんですが、ラストシーン間際であれやられると多少萎えます。劇場版を観たいなあ。
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