映画史に残る不朽の名作です。
今回はオリジナル版を見ました。
映画監督のサルヴァトーレ(ジャック・ペラン)は、映写技師のアルフレード(フィリップ・ノワレ)という老人が死んだという知らせを受け、故郷のシチリアに帰郷する。
3時間という大きな構成の中で1時間ごとに3部に分かれているような印象。
まずは映画が大好きです毎日映写室を覗いていた少年期。
とにかく主人公トトや町で唯一の娯楽として映画を楽しむ人々の笑顔が印象的で微笑ましい光景が多く見られました。
次に2部。
青年となったトトの恋心や映画を通して人々と触れ合うさまが描かれています。
人として多くを経験し、成長していくさまが描かれています。
そして、30年ぶりに帰郷した3部。
彼の全ての中心であったアルフレードとの本当の再会に思わず涙がこぼれます。
この映画ではアルフレードがトトに何度も
『二度と来るな!』
と話します。
それが、その場面場面で違った意味合いを持っていて、とても深い。
そして、何と言ってもその音楽効果もあり、終始温かな気持ちにさせてくれます。
ぜひ、見てみてください!