映画が好きで良かった。心の底からそう思える。
久しぶりの午前十時の映画祭。
全制覇が目標でしたが、なんにせよ朝10時に映画館へ行くのは至難の技。ここから半分以上は頑張って見よう。
映写技師アルフレードと映画好き少年トトの友情物語。映写と映画を通して心を通わせていく2人。年の差を感じさせない関係性と絆の大きさに心が温まる。
子供はいつか大人になり、故郷の街から離れていく。時間は残酷なもので、あんなに栄えていた場所がいつの日か無くなってしまう。そんな切なさが本作には詰まっている。
恋を経験し大人なったトトの中にも、昔の良き思い出が心の奥底で生き続けているだろう。
ニュー・シネマ・パラダイスは、人々の心の中で、今も映画を上映し続けている。
