脚本、キャスト、演出等々、全ての要素が過不足無く組み合わさっていて、バランスが良い。セルズニックの介入が多かった作品と言われてるらしいが、ヒッチコックらしさは十分健在。
ジョーン・フォンテインの落ち…
20240303-069
1940年代、モンテカルロ、イングランド
原題:Rebecca (1940)
原作:ダフネ・デュ・モーリア”レベッカ”
監督:アルフレッド・ヒッチコック(監督賞ノミネート)…
可愛らしいラブコメが少しずつ怪しい雰囲気になりサスペンスに移行する。冒頭の揺ら揺ら屋敷に向かうカメラで一気に惹き込まれ、そこから序盤のラブコメ部分がかなり好きだった。カラーならどんな感じかな、と想像…
>>続きを読む死んだ人間を一切画面に出さずに、恐ろしい人格を表しきるという巧さが光っていた。
まったく同じではないが「めまい」を筆頭に、このような表現はヒッチコックらしさの一つだといえるだろう。 …
序盤と終盤とで作品の雰囲気がガラリと変わるヒッチコック節を堪能できる恋愛サスペンス作品。
作中で何度も耳にするレベッカという名の人物。
姿形が明かされず、どのような人物なのか分からないからこそ想像力…
後半の先妻・レベッカの溺死事件をめぐるミステリ展開よりも、序盤から中盤にかけて主人公である後妻が家政婦長のダンヴァースにいびられまくる展開がいちばん面白かった。そういう意味で、先妻に殉じるラストシー…
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