ゴン吉

レベッカのゴン吉のレビュー・感想・評価

レベッカ(1940年製作の映画)
4.1
アルフレッド・ヒッチコック監督のロマンスサスペンス作品。

バン・ホッパー夫人がメイドを連れてモンテカルロにやってきた。
メイドはイギリスの大富豪マキシム・ド・ウィンターと出会い、彼に見染められて、そのまま直ぐに結婚。
夫と一緒にイギリスの大邸宅マンダレーにやってくる。
家政婦のダンバース夫人は、1年前に海で水死した前妻のレベッカを慕い続け、新妻に冷たく当たる。
心から夫を愛している新妻は、マンダレーの生活に懸命に馴染もうとするが、仮想舞踏会の日にダンバース夫人に騙されて、レベッカと同じデザインのドレスを着てしまい、夫を失望させてしまう。
そんな時、邸宅が面している海で船が座礁し、思わぬ死体が見つかる。
果たして二人の愛は終わってしまうのか? 

前半はロマンスいっぱいのシンデレラストーリー。
中盤から受難の展開。
終盤は二転三転するサスペンスで、先が読めずにハラハラドキドキでした。
死んだ前妻の亡霊と戦わなくてはいけない新妻の心境が見事に描かれていて、見応えありました。  

NHK BSPで鑑賞(字幕)  
第13回 アカデミー賞にて作品賞、撮影賞を受賞(1941年)
ゴン吉

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