たろさ

レベッカのたろさのレビュー・感想・評価

レベッカ(1940年製作の映画)
3.0
ヴァン・ホッパー夫人(フローレンス・ベイツ)とその付き人であるわたし(ジョーン・フォンテイン)はフランスのモンテカルロを訪れる。そこでわたしはイギリス人の富豪マキシム・ド・ウィンター(ローレンス・オリヴィエ)と出会い結婚しマンダレイで新たな生活を始める。だが前妻のレベッカの見えない影に翻弄される。


序盤、ホッパー夫人にいびられる主人公。富豪のステキな男性に見初められ結婚、素敵な新生活が待っているはずもなく、ヒッチコック映画のヒロインらしく酷い目に遭う。主人公を演じたジョーン・フォンテインが健気で所々空回りしちゃう様子がかわいい。
レベッカを崇拝しているメイドのダンヴァース夫人(ジュディス・アンダーソン)もよかった。終始無表情で人間味がなく不気味。

【名セリフ】
“Please promise me never to wear black satin or pearls. Or to be 36 years old.”
“黒いサテンと真珠はつけないと約束してくれ。それと36歳にもならないでくれ。”
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