camuson

レベッカのcamusonのレビュー・感想・評価

レベッカ(1940年製作の映画)
3.0
英語学習用教材ムック(DVD付)として売っていたので購入して見ました。
原作小説は未読です。

主人公は若い娘で、金持ち夫人の付き人として働いています。
たまたま高級ホテルに同行したところ、
たまたま先妻を亡くした大金持ちの色男に見初められ、
後妻として、大邸宅で暮らすことになります。

主人公はすっきりとした目鼻立ちの美人で、
快活で前向きで健気で、とても好感度が高いのですが、
邸宅の管理を仕切っている、慇懃で、表情を崩さないおばさんに、
何とはなしに威圧され、ノイローゼ気味になっていくという話です。

この管理人のおばさんを草笛光子(に似た人)が、
無表情の中に、冷たく底意地の悪いオーラを発しながら、
好演しています。

若くて健気な娘を、じわじわと真綿で締めていくように、
いぢめてゆくのはよくないことですね。
悪くないと思います。
camuson

camuson