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レベッカのkayupanのレビュー・感想・評価

レベッカ(1940年製作の映画)
5.0
ある夫人の世話係の女が、ホテルで別の上流階級の男に気に入られて、意気投合し即座に入籍することになる。聞けば、男はボートの水死体で発見された妻レベッカと死別していた。主使用人の夫人から崇拝と言えるほど慕われていたレベッカの部屋や物は生前のままになっており、新旧の妻で比較されることに女は悩む。ある日座礁した難破船にボートが付随して発見された。それは沈んだレベッカのボートで、死体が入っていた。レベッカの死を巡り、真相が明らかになっていく、どんでん返しに次ぐどんでん返し。
雨のフロントガラス越しにマンダレーの屋敷が現れる感動の描写、呪いのように繰り返し映されるレベッカのR、女使用人の狂気的な表情、伏線が見事に回収されていて快感だった。
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