堊

レベッカの堊のレビュー・感想・評価

レベッカ(1940年製作の映画)
1.8
セルズニックの言う通りに派手にやっちゃったほうがよかったような。ラスト20分でやっと狂人が出てくる。原作ありきでやっぱりセリフ多すぎるし加藤幹郎並の百合力をもってしても、他のヒッチコックからするとマジでつまらん。脚本堪能できるとしても「人は過去に行きたくない、あなたもそうです」の一言以外惹かれなかった。ヒッチコックがドリーズームにしたがってたドレス着てレベッカとダブるところがドリーズームの残滓っぽくなっててわろた。マジで長い。「原作を再現しないとファンに殺されるんだ、いつだって」。
「この世界は豚小屋の世界だ」並のパンチライン求めてぼくはヒッチコックを見ている。
堊