無限大の可能性が開かれていたかのような瑞々しい“青春譚”でもあった前作から9年、現実味を帯び、シニカルさとビターな風味が加わった2作目。
“初々しさ”はたしかに後退したものの、繰り広げられる会話の質、“深度”のようなものは更に増し、滑らかなカメラワーク、映画としての語り口もより洗練。
劇中の2人と我々観客との体感が全く同じであるリアルタイムサスペンスとしてのドキドキ感も!また終盤、車中でのジュリー・デルピーのその潔い“暴走”っぷりにもハラハラしつつニヤリ😎セリーヌ🏘️でのニーナ・シモン🕺~からのラストの巻切れの見事さと余韻といったら映画史に残る圧巻さ💯
アリ・アスターが本作をリクレイターベストに挙げるのも凄く合点がいきます(笑)