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ビフォア・サンセットのこーたのレビュー・感想・評価

ビフォア・サンセット(2004年製作の映画)
4.1
恥ずかしながらビフォア3部作のことを知らずに鑑賞。ネトフリこれだけレコメンドするのよくない。
が、いきなり本作を見ても非常に良かった。初見でも2人の間に何があったのかだいたい察しがつく。映画はパリを背景にほぼ2人が散歩したりカフェ入ったりしてひたすら話しているだけではあるんだけども、よいパンチラインも多くて思わず見入ってしまう。昔話からはじまり約束のこと、価値観のこと、過去のこと、これまでの人生のこと、現在のこと…お互いがこれだけのことを話すだけで映画として成立する。特に事件も劇的な展開もいらず、ただ観客に2人の話の世界に入り込んで想像してもらうだけでいいんだ、と。
セリフが自然体で且つチョイスが素晴らしい。脚本家天才すぎる。下記メモ
・生きている限り思い出は変えられる
・誰と結婚するかはそう重要な問題じゃない 誰としても不満は残る。むしろ結婚とは覚悟を決めそれを貫き通すことが大事なんだ
・全ての年月よりもあの夜のことをよく覚えている
・若いときはたくさんの出会いがあると信じている。本当はレアなのに。

そしてサンライズはアマプラもネトフリもなかったので暫く観れなそう…でしたかなしい。
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