こっふん

ビフォア・サンセットのこっふんのネタバレレビュー・内容・結末

ビフォア・サンセット(2004年製作の映画)
4.2

このレビューはネタバレを含みます

2024年 71本目

ウィーンで2人が別れてから9年後、ジェシーは作家となり、あの夜を題材にした本を出版。サイン会でパリを訪れ、そこでセリーヌと再会する。
ウィーンでの別れ際6ヶ月後に再び会う約束をしており、ジェシーはセリーヌを待っていたが、彼女は行くことができなかった。
2人は再会を喜び、ジェシーが飛行機に乗るまでの短い間、パリの街を散策しながら語り合う。
ジェシーは家族を持っていたが、お互いあの夜を忘れられずにいる。

・切なすぎる。胸痛すぎる。しんどい。
・相変わらずえげつない会話量。でも全然しんどくならない。やっぱり2人の演技がめちゃくちゃ自然。すごい。
・あのウィーンの夜は、いつまでも2人にとって大切な思い出であり続けるんだろうな。一生忘れられない人で、お互いずっと想ってる。でも忘れられない、会えないから苦しむ。あの日列車で会ってしまったばかりに。
・もしセリーヌがウィーンに来ていれば、2人は幸せになれたのだろうか。観ていてずっとこれが頭から離れずめっちゃしんどかった。ジェシーは本当に悔やみ切れないだろうな。
・理想の自分になるために本当の自分を殺す。誰と結婚するかは重要ではない、結婚は覚悟を決めそれを貫き通すことが大事。結構食らった。実際、描いてるビジョンのために多少妥協して結婚してる人っているんだろうなと思う。結婚って自分が思ってるよりロマンチックなものじゃないのかも。
・人生、運命というものを考えさせられた。
こっふん

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