去年マリエンバートでに投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)- 6ページ目

「去年マリエンバートで」に投稿された感想・評価

もへあ

もへあの感想・評価

3.6
なるほど不可解!
夢か現か、過去か現在か、生きているのか死んでいるのか、何もかもが切り貼りされたモンタージュのようで、混乱と同時に陶酔するような変な感じ。時折の派手な音楽とカメラワークも楽しい。
Spica

Spicaの感想・評価

3.8

アラン・レネ監督作品。

きっかけは澁澤龍彦が文章を、野中ユリが挿画を担当した『狂王』というとても美しい本を手に取ったのがきっかけ。ルートヴィヒ二世を描いた本の中でこちらの映画の舞台になったお城が出…

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非生活感のある世界。
セリフのほとんどが詩のようで、不思議な美術館のような建物の中で、ため息のような男女の不倫だけがストーリーなので縋るしかない。
面白いとかいうよりも、ただ静かに観て、映像美と言葉…

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かむ

かむの感想・評価

3.6

U-NEXTで "クラシック&ラグジュアリーな衣装に酔う!"って特集でピックアップされていて鑑賞

そんな風に紹介されてたから衣装にワクワクしながらストーリーよりも映像に集中して観てもた 🤫
モノク…

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kikki

kikkiの感想・評価

3.6

夢の断片を思い出し繋ぐように、揺れる気持ちを綴る。想像か記憶かが曖昧で、オルガンが奏でる不協和音は、迷いと不安の極致。ベルの音が響き、決断の時を知らせる。「さぁ、今や私はあなたのものよ」。シンプルで…

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パソコンの画面で観たことを凄く後悔している。
映画館もしくは暗い室内のプロジェクターで観るべきだった。
たぶんそういう映画
atsushi

atsushiの感想・評価

3.8

脚本アラン・ロブ=グリエ、監督アラン・レネによる黒澤明『羅生門』に着想を得た作品。真実は"藪の中"系サスペンス。

本作の主役はマリエンバートの庭だと言わんばかりの、人々の長い影が落ちた広大な庭のマ…

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このレビューはネタバレを含みます

映画全体を覆い尽くす、ただならぬ怪しげな雰囲気とボヤけたモノクロの映像美。
どの演出もどストライクで好みのテイスト。
がしかし、
度々繰り返される俳優陣の静止画を装ったカットや、蝋人形のような動きが…

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りりち

りりちの感想・評価

3.5
前衛的作品と言われたら納得いく。
ずっと夢見心地、映像やドレスが綺麗すぎるので劇場のスクリーンで観たかった。
Kyoka

Kyokaの感想・評価

3.6

自分の陳腐な言葉で表現できない(するのが申し訳ない)くらい
美しくて難解。
こんなに洗練された映画は初めて見た。
1カット1カットが緻密に計算されていて
本当に写真集を見ているみたい。60年代の往年…

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