難解な耽美映画ではあることはわかるけれど、同じ監督の『二十四時間の情事』のように引っかかるテーマが無かったせいか最後まで距離のあるまま映画を鑑賞することに。元々この手の作品は自分は苦手としているので…
>>続きを読む自称文化人の踏み絵映画なんじゃないかと思われるぐらいそれっぽい服装の人がたくさんいた。
覚悟を持って見ないと置いていかれるストーリー。寝たらアウト。これ、薀蓄を語る人は永遠に語るんだろうなぁ。構図や…
このレビューはネタバレを含みます
初見
これを楽しむ知性と映画力と美学を持ち合わせていなかったようで、1時間半苦痛やった。こういうストーリーらしいストーリーのない小難しい哲学芸術映画は苦手。
あらすじはミステリアスでドラマチックっぽ…
噂通りの難物でした。
どこか地方にあるお城っぽいホテルに裕福な人たちが集まってひとときを過ごしているなか、主人公の男は去年逢引を繰り返したはずの女性を見つけて話しかけるが、相手は男を知らないと言う……
マルチバース・オブ・サッドネス。
ある豪奢なホテルで、男は女にかつて交わした駆け落ちの約束について話す。しかし女は覚えていないという。言葉を重ねる男、何かを思い出していく女。記憶の食い違いは埋めら…
主人公の意識の中で機械仕掛けみたいに動く人間。記憶が造る空間。巨大な絵画を隅から見ていくように物語が語られるが、言ってることと起こってることが違う。別に面白くはないが、ほぼ全ショット美しい。屋敷中を…
>>続きを読む三度寝て、四度見直した。
半ば揶揄する意味で、雰囲気映画という言葉があるが、そのようなレッテルを吹き飛ばすほど映像が美しい。
対象物自体が美しいだけでなく、カメラワークも秀逸だ。
音楽は、パイプオ…
©960 STUDIOCANAL - Argos Films – Cineriz